物件を買う時は、一物件一法人が良いというのはホントですか?

 

この質問も本当に多い。これもいろんな本やセミナーで言われてますね。私も最初は真新しくて、ぉお、こんな手法があるのか!?と感心したものです。

かくいう私も一物件一法人が正しいと思って2法人立ち上げてしまいました(笑)今はもう新規では作っておりませんが・・・。
さぁ、どっちが良いでしょうねー。これもまた一概には言えないですが、私なりのメリット・デメリットをフィーリングを交えながら書いていきましょう!!

 

じゃあまずは、一物件一法人のメリットをあげていくよ

・消費税還付が受けられる!!(ぶっちゃげこれがメインの人もいる)
・補助金を受けることができる(今回のコロナのような時は有利かも)
・会社ごと売買すると移転費用が安くすむ(実際これがメインかな)
・経費を分けることができる
・法人がいっぱいあるとなんとなくカッコイイ

 

じゃあ、次はデメリット

・そもそも設立が手間
・税理士費用が無駄にかかる
・消費税還付を受けた場合、非課税売り上げを作らないといけない

(今は金・ゴールドでの課税売上を作るスキームは難しくなった)
・確定申告が面倒くさい
・銀行に試算表をいちいち報告しないといけない
・融資を受けるときに、全法人の業績を見られる
・全体像を把握し辛い
・もちろん最低の税金がかかる
・政府機関への各種書類の確認提出が面倒
・設立は簡単だが、解体は難しい
・決算申告が面倒。(仲間に実際に毎月決算をやっている人がいる 笑)
・銀行から各法人でカードローンや不要なローンの営業をめっちゃされる ←これが問題
・経費をこれまた使い過ぎる。接待交際費800万円超えちゃう ←これがやっかい!!
・税務調査で、関連法人まで全部見られる ←これもまた面倒・・・。
・物件売却時に購入する人がその会社をいらない場合、会社の箱だけ残ってしまう。
・融資の際は、譲渡会社の資金状況まで見られる可能性がある。
・etc… ←きっとまだまだあるぞ。

 

 

デメリットばかりに力が入り過ぎましたかな。いやいや、これ事実なんですよね。
上記のデメリットが複数物件複数法人のメリットもしくはデメリットではないことになるから、もう一法人で複数所有するメリットは書かなくて良いでしょうwww
(めんどうになったわけではない。決して。)

 

 

んで、さっそく私なりの結論!!

 

「弱い法人をたくさん作るよりも、強い法人一社か二社を育てよう!!」

 

(※本業が課税売上が多い法人は、本体会社で購入せずに、資産管理会社を別に作って購入することをお勧めする。←課税売上の問題)

 

 

 

 

以上、代表三好の独り言…